マーケットの魔術師 − 米トップトレーダーが語る成功の秘訣
「超一流」という言葉が、この本にはよく似合う
一流のトレーダーが最も重きを置いていること、それは当たり前の資金管理と自己管理(詳細については、読めば分かります)。この本を読めば、成功した投資家の誰もがそれを実践してきたということを骨身に染みて理解できます。『新マーケットの魔術師』もそうですが、この内容でこの値段は安すぎるくらい。巷の書店にはあらゆる投資関連書籍が並んでいますが、そこに『マーケットの魔術師』が置かれておらず、ぽっと出の安っぽいタイトルの投資本ばかり並んでいる店を見かけると、その店の品格をついつい疑ってしまいます。
この本は、まさに投資関連書籍の金字塔です。
みんな失敗から出発してるのね
自分はただのへぼ投資家なのですが、たまたま立ち読みした本屋で、若き日(?)のジム・ロジャーズのインタビューが収録してるのを知り、図書館で借りて(笑)全部読ませていただきました。
非常に心強かったのは、多くの伝説のトレーダーが「失敗を教訓に」成功者となっているということ。やはり、有り金吹き飛ばすくらいのことを一回はやらないと、覚えないようですね。投資というものは。
そういう意味で、非常に心強くなりました。
自己啓発本としても使える
株初心者の私が言うのもなんですが、トレードするなら必ず読む本。
なんだかんだ言ってこの本が高評価なのは、インタビュアーである著者が本当に聞きたい事を聞いているこ
と、またインタビュアー自身が深くコミットしている事柄についてのインタビュー集だからでしょうね。そして、こ
のインタビューのプロセスを経ることそれ自体が、著者であるシュワッガー自身のカウンセリングにもなっている
という点でやはりこの本は出色の書かと思う。
牽強付会かもしれないけど、トリュフォーがヒッチコックにインタビューして作成した「映画術」に近い。あれも
実際に映画を撮っている人間が、尊敬している映画人に話しを聞くという本でした。
各マーケットの魔術師達には共通点もあるし相違点もある。しかしかなり普遍的な教訓を引き出すことが
できるでしょう。やはりというか、テクニック的なことより原理原則やパラダイム、心理といった要素のほうが重
視されています。多分一番困難な要素だからだろうなぁ。
最後に、邦訳も出てるぐらいだし(「スローターハウス5」)ヴォネガットの名前ぐらいはちゃんとおさえてほし
かったなぁ?>訳者の方
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